BMW G11/G12 CID 12.3インチ化キット サポート

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ディスプレイ加工

この項で使用するもの

  • 【取付キット付属品】拡張ステー
  • 【取付キット付属品】ディスプレイ下部交換フレーム
  • 【取付キット付属品】IPA
  • 【取付キット付属品】綿棒
  • 【取付キット付属品】不織布
  • 12.3インチディスプレイ
  • マスキングテープや表面保護テープ
  • (あれば) リューターやベルトサンダー
  • 棒ヤスリ、平ヤスリ
  • (あれば) 超音波カッター
  • カッターやデザインナイフ
  • 黒色のパテコーキング材など
  • 接着剤

スクリーン保護

作業時はディスプレイ表面にマスキングテープや表面保護テープなどを貼り保護しておきましょう。粘着力が強いテープはのりが残ったり、ディスプレイ表面コーティングをはがす可能性があります。

ディスプレイステー切削

ディスプレイのステーを加工します。リューターやベルトサンダーなどの切削機械があると楽。切り子が内部に入らないようコネクターまわりにマスキングしておきます。

まず ① のでっぱりを削り落とし、平らにします。

次に本キットの拡張ステー(写真と製品は形状が一部異なります)をディスプレイに組み込みし、拡張ステーにあわせてディスプレイステーの ② の穴を拡大します。なお開発段階でだいぶ削ったためすでによくわかりませんが、穴位置が1mm未満のずれならここは無加工でもいいかもしれません。車両固定時にネジが入ればいいです。 

もう一方のステーも同様に加工してください。

Warning

拡張ステーを持ってディスプレイを移動してはいけません。いつか外れてディスプレイを落っことします

ディスプレイ下部フレーム入れ替え

G30ディスプレイ下側フレームにはデザイン上の厚みと角があり、これがダッシュボードに当たって傷になるので、限界まで薄く設計した付属の交換用下部フレームに交換します。

超音波カッターなどで純正ディスプレ下部フレームを切り落とします。断面はヤスリ掛けしてください。

またこのフレームを固定していたディスプレイ側の爪の残り(写真の赤い面)もずべてカットし平らにします。

交換用下部フレームをあてがい、当たるところが無いよう確認します。また交換用下部フレーム自体のバリなどあれば削ってください。

交換用下部フレームをディスプレイにボンドで接着し、同時に端を黒色のパテコーキング材などで整形します。ディスプレイ設置時に外から見えるのは側面だけなので、そこだけ注意して形を作りましょう。整形には付属の綿棒が使いやすいかもしれません。汚れはIPAを綿棒や不織布につけて拭き取ります。不織布は別項でたくさん使うのでここではほどほどに。ウェットティッシュはケバが出るのでおすすめしません。

うちで整形に使った LOCTITE ラバーパテ は販売終了していたので残念ですがここでの作業は案内できません。

なお別項でカバーの表面加工を行っていますが、この下部フレームはそのまま使うことを推奨します。

Danger

付属のアセトンは樹脂を溶かすので清掃に使用してはいけません。スクリーンにつくと低反射コーティングをはがす可能性もあります

きれいにできたとは言いがたいですが交換用フレームが付くとこんな感じ。なおディスプレイステーに巻かれた黒いテープは無視してください。

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