QIDI X-MAX 3で印刷時に毎回行われるオートレベリングを止める
3Dプリンターで印刷時に毎回行われるオートレベリングが、ちゃちゃっと出力したいときほんとじゃま。印刷範囲に絞られているとはいえ印刷物のまわりだけじゃなくそれが入るX-Yの全域を調べるので思いのほか時間かかります。
あとプリンター使用可能域の右端まで印刷する場合、レベリング時にセンサーがプラットフォームからはずれていることにプリンターが気付かず、ノズルが激突します。実質右側4〜5cmは使用できないわけで、全域で印刷したい場合はオートレベリングは切らねばなりません。
プリンター本体での印刷操作だとこれをオフにするスイッチが表示されますが、PCから直接プリントする場合はどうしたらいいかわかりませんでした。
Gコードを1つコメントアウトする
いつも返事が早い QIDI のサポートに方法を教えてもらったので共有します。「通常は、この設定をオンにしておくことをお勧めします」(DeepL翻訳)とのことでした。
QIDISlicer - プリンター - カスタムGコード の 7 行目、「G29; mesh bed leveling, comment this code to close it」 を消すかコメントにせよと。確かに書いてありますねw
ただエディタっぽいこの画面で操作しても反映されないんですよ。正しくは、上側のペンマーク(カスタムG-コードの編集)をクリックし、新たに開く同じような画面で行います。ここでは先頭にセミコロン【 ; 】を入れてコメントアウトしました。その後OKボタンを押します。
戻った画面でこれが反映されてれば完了です。
オフにした場合の水平情報は、本体操作で最初に(または適宜)行う全域オートレベリングの結果が使用されます。あたりまえですね。
なお変更後は開いた鍵マークを押せばデフォルトに戻るので復活も一瞬。