World Time Attack Challenge 2013とは
ココアシステムズが向かうWorld Time Attack Challenge(通称WTAC)とはオーストラリア・シドニー近郊のSydney Motorsport Parkで毎年行われるチューニングカーの世界選手権のことで、ココアシステムズは4回目の参加です。
コースは1周約4kmの左回りで、トップ勢は1コーナー(掲載のGoogleマップの地図、左上)を2G以上の横Gを受けながら200km/h以上で駆け抜けるところが一番の見どころ。ヘアピンの2コーナーを抜けるとそこから高低差がかなりある丘のようなテクニカルゾーンが続き、複合の最終コーナーを抜けてゴールです。
主催者の招待が必要なプロクラスには20台のエントリーがあり、うち日本からは5台が参加。車両は我々TopFuel / VOLTEX S2000の他、シルビア・ランサー・RX7など20台中19台が日本車で、自分がオーストラリアにいることをつい忘れちゃうほど違和感の無いピットレーンになるのは今年も間違いありません(笑)。
ちなみに昨年のトップタイムは「2ドア・ガルウイング」のネモレーシング・エボ9で1分25秒0。このクルマが「チューニングカー」と言えるのかという議論はさておきぶっちぎりのすごいタイムでした。彼らも今年はレギュレーションでウエイトハンデが300kg以上乗ると思われますが、ただタイヤ性能も格段に上がっていますので、四駆トップ勢はやはりこのあたりのタイムが目標になるのではと思われます。
なおイベントの日程は以下の感じで、18,19日の2日間に15分ずつ計8回の走行枠が設けられラップタイム順に順位が決められます。
10月16日 (大半の)日本チーム到着・車両整備
10月17日 練習走行
10月18日 タイムアタック1日目
10月19日 タイムアタック2日目
10月20日 ハーバーのパブでパーティー。といっても飲み物・食事は各自で買います(笑)
VOLTEX&ココアシステムズは14日に現地入りしエアロパーツや計測機器などのセッティングを行います。