設定詳細

機能設定モードへの移行方法は [設定操作] をご確認ください。

停車時の AUTO H 作動

停車する時にオートホールドをどのように効かすか、または効かさないかを選択します。デフォルト設定は [遅延 短] (パーキングレバーLED 2回点滅)。

なし

停止時のオートホールドを無効にし、ブレーキを踏み込んだときのみ作動させます。二段階ホールドを利用したい場合に。

純正

純正動作です。車両が完全停車する前にブレーキがかかる場合があります。

遅延

4輪の車速センサーが停車したと認識した“少し後”にオートホールドを作動させます。ECUの停車判断後も実際にはまだ少し動いている場合が多く、ブレーキホールドを遅らせることでカックン停車を(なるべく)回避します。

RでのAUTO H 解除

リバースポジションでオートホールドを無効にするかを選択します。切り返しを想定した追加動作もあります。デフォルト設定は [あり] (パーキングレバーLED 1回点滅)。

なし

純正と同じくリバースポジションでもオートホールドを切り換えません。二段階ホールドを利用する場合これを選択するとシンプルです。

あり

リバースポジションに入れ一度発進するか、他機能によりオートホールドを解除した後は、ホールド無効を保ちます。シフトポジションをドライブやパーキングに切り換えるとホールドされます。

あり : D 15km/hまで維持

上項「あり」にプラスし、切り返しを想定して、ドライブポジションで15km/hに達するまでホールド解除を続けます。到達前でもオートホールドを使用すると通常制御に戻ります。

ブレーキ操作でのAUTO H 解除

停車時にブレーキペダル操作でオートホールドを解除できるようにするかを選択します。アクセルペダルでの解除よりスムーズな発進が可能になりますが、「ブレーキペダルは車両を止める」という原則から外れるため、デフォルト設定は [なし] (パーキングレバーLED 消灯)。

なし

ブレーキ操作ではオートホールドをオフにしません。デフォルト設定。

戻して踏む

停車しオートホールドされた状態で、ブレーキペダルを戻し(または放し)、踏み込むと、ホールドをオフにします。再度同じ動作でオン。不意のブレーキ操作で発進するので注意して下さい。

踏み込みも可

停車時に作動したオートホールドを、ブレーキペダルを戻さずそのまま踏み込むことでオフにできます。それ以降は上項「戻して踏む」と同様ですが、さらに誤発進の可能性が高くなるので注意して下さい。

D・R切換時の AUTO H 自動解除

ドライブやリバースポジションに入れるとき、自動的にオートホールド解除するかを選択します。デフォルト設定は [なし] (パーキングレバーLED 消灯)。

なし

何もしません。

あり

ブレーキペダルを強めに踏んだ状態でシフトをドライブまたはリバースに入れたとき、オートホールドを解除し、その後ブレーキを放すだけで発進できるようにします。解除したくない場合はシフト変更に必要なだけの軽いブレーキで操作してください。

ただし別機能「Rでの AUTO H 解除」または「ブレーキ操作での AUTO H 解除」が有効で、次項の「開始ペダル位置」より強くブレーキを踏んでいる必要があります。「Rでの AUTO H 解除」はリバース時のみ、「ブレーキ操作での AUTO H 解除」ではドライブ・リバースどちらとも機能します。

開始ペダル位置

AUTO H MODが作動する最低限のブレーキペダル踏み込み位置を選択します。デフォルト設定は [中間] (パーキングレバーLED 2回点滅)。

奥側にするほど意識的に踏まないとオートホールドの切換が行われません。

なおオートホールド自動切り換え時、メーターパネルに「さらにブレーキを踏む」としばしば表示される場合は設定を今より奥側に変更するといいでしょう。たまの場合は無視して下さい。走行可能状態ではある程度強くブレーキペダルを踏んでいないとAUTO Hをオフにできない純正仕様によるもので、この位置を奥に設定することでメッセージを回避します。踏み不足でオートホールドの切り替えができなかったときはAUTO H MODがその後の踏み状況に応じ操作をリトライするので、メッセージが表示されても実際の動作にはさほど影響しません。

ペダル踏込量

オートホールドの切り換えに必要なブレーキペダルの踏み込み量を選択します。デフォルト設定は [中] (パーキングレバーLED 2回点滅)。

大きくするほど安全ですが、必要踏み込み量に足りなくて作動しないことも起こり、ストレスに感じるかもしれません。